ニュース 食品 作成日:2015年2月12日_記事番号:T00055467
一連の食用油事件で彰化地方法院が保釈を再決定した頂新製油実業前董事長、魏応充被告は11日、グループ企業である味全食品工業の食用油原料不正事件について、台北地方法院で開かれた公判に出廷し、保釈金3億台湾元(約11億円)と10億元の書面保証書提出を条件に保釈された。12日付蘋果日報が報じた。
魏応充被告の保釈金総額は16億元を突破し、過去最高となった(11日=中央社)
魏応充被告は調達先の大統長基食品廠に対し、オリーブオイルやグレープシードオイルにひまわり油、キャノーラ油を混ぜ、違法着色料の銅葉緑素(銅クロロフィル)を添加して緑色を深める不正を行うよう指示したなどとして、詐欺罪で起訴されている。罪状認否では起訴事実を否認した。
台北地方法院は魏応充被告がシンガポールの永住権を保有していることなどを考慮し、逃亡の恐れがあるとして、保釈条件を決定した。
保釈決定を受け、兄の魏応交氏が保釈金を準備し、魏応充被告は4時間後に保釈された。
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