ニュース 電子 作成日:2015年2月12日_記事番号:T00055470
電子機器の受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は、今年のパソコン、モバイル端末、サーバー、モニターなどハード機器の総出荷台数が1億台に達する可能性があると発言した。12日付蘋果日報などが報じた。
今年の展望について林董事長は、ノートPCは1桁台の出荷成長にとどまるものの、モバイル端末、車載用電子機器、クラウドサーバーが大幅に拡大するとの見方を示した。同社は昨年下半期、アップルのiPhone5cの受託生産500万〜1,000万台を請け負っており、今年はiPhone新機種の受託生産の一部を請け負う可能性も指摘されている。
林董事長は1月売上高が前年同月比26.36%増の493億2,600万台湾元(約1,870億円)と好調で、通年でもこの勢いが継続するとの見方を示した。ただし、15年の売上目標については、利益や企業体質の改善の方が重要だとして具体的な数値は挙げなかった。
なお、同社の昨年の各製品の出荷状況は、ノートPCの出荷台数が前年比で12.4%減、モバイル端末が同40.9%減となった一方、テレビが68.3%増、サーバーが7.7%増、デスクトップPCが5.1%増だった。
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