ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は、従業員増加に伴い、新竹でオフィスビルを建設すると明かした。台湾高速鉄路（高鉄）新竹駅近くの特定区域に位置し、同社子会社の旭創投資と交通部高速鉄路工程局（高鉄局）が12日に契約する。面積は6,000坪近く、投資額は11億2,000万台湾元（約42億6,000万円）。12日付工商時報が報じた。
高鉄局によると、メディアテックは本社オフィスとして３万坪のビルを建設し、一部フロアは他社に貸し出す計画だ。7,000坪余りは産学交流、売り場や飲食店など複合商業施設とし、地元住民の新スポットにする。
メディアテックは、この３年で新竹本社周辺のオフィスビル投資が24億4,100万元に上った。同社は昨年２月の晨星半導体（Ｍスター・セミコンダクター）合併で、従業員が１万1,000人に増えた。
