ニュース 政治 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055478
台湾の対中国窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の高孔廉・元副董事長は12日、国民党の朱立倫主席の招きに応じ、国民党主席特別顧問と同党の大陸事務部主任に就任することを明らかにした。13日付工商時報が伝えた。
高元副董事長は、訪米中に朱主席から電話で就任を要請されたといい、「まだ何かできると思い、要請を受け入れた」と説明した。
昨年の統一地方選での国民党惨敗は、中国傾斜を強めた馬英九政権に「ノー」を突き付けたものだが、高元副董事長は「国民党は両岸(中台)関係を適切に処理する能力を備えた政党だ。過去数年で両岸関係を危険水域から平和的安定の道へと引き戻した」と指摘した。
その上で、今後の対中政策については、「特に三中一青(中小企業、中低階層、中南部、台湾青年)の民意に耳を傾け、両岸平和の利益が各層にあまねく行き渡るように、現実的に両岸関係を処理し、民衆の支持を得たい」と述べた。
高元副董事長は昨年海基会を離れ、総統府国策顧問に就任。母校東呉大学では講座教授を務めていた。
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