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Q1台湾景況感、過去13四半期で最高=独Ifo【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055480

Q1台湾景況感、過去13四半期で最高=独Ifo【図】

 独Ifo経済研究所が今年1月に行った、世界117カ国・地域を対象とする調査に基づく景気状況を指数化した「World Economic Climate(WEC)」によると、15年第1四半期の台湾のWECは5.6ポイントで、2011年第4四半期以降の13四半期で最高となった。「良い(6〜9ポイント)」、「満足(3.5~6ポイント)」、「悪い(1〜3.5ポイント)」の3段階のうち「満足」の高い水準にある。項目別では、設備投資、個人消費がともに満足となった。6カ月後の見通しは、輸出入が増加、長期・短期金利が上昇、台湾元は米ドルに対し下落する一方、株価は横ばい、消費者物価指数(CPI)は下落すると予測した。13日付工商時報が報じた。

 

 また、各地域別のWECは、世界全体では95.9で前期比0.9ポイント上昇、北米は107.1で5.8ポイント上昇、西欧は108.7で7.7ポイント上昇した。一方、アジアは90.4で3.5ポイント下落した。

 この結果について調査に協力した国家発展委員会(国発会)は、今年の台湾経済は、モバイル端末やモノのインターネット(IoT)関連製品の需要と欧米の景気回復で輸出に有利な状況で、依然好感していると説明した。