ニュース その他製造 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055487
製紙大手の正隆(CLC)は、今年1月に合併した山富紙業(合併により消滅)の桃園市大園工場に、紙器生産ラインを建設する計画だ。春節(旧正月、今年は2月19日)後に着工し、年内に稼働する見通しだ。月産能力は600万平方メートル、投資額は4億台湾元(約15億円)以上。13日付経済日報などが報じた。
正隆は台湾に紙器生産ライン6本を擁し、うち2本が大園工場にある。山富紙業はもともと正隆の関連会社で、両社の大園工場は隣接していた。紙器生産ライン増設で、正隆の市場シェアは28%へと現在の25%から拡大する見通しだ。
正隆は、山富紙業は正隆が手掛けていない薬袋、クレジットカードなど金融機関の明細などを製造していたので、合併で営業範囲が拡大し、競争力が向上すると指摘した。
証券会社は、正隆は第3四半期にも竹北工場(新竹県)の家庭紙生産ライン(年産能力3万2,000トン)が稼働する見通しのため、今年通年の売上高は前年比1割増の500億元もあり得ると予測した。
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