ニュース その他製造 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055489
航空機・部品メーカー、漢翔航空工業(AIDC)は12日、高雄市の岡山工場に3基目となるクランクケース新工場を着工した。ワイドボディー旅客機の増加に伴い、エンジン「トレントXWB」など向けに、直径2メートル以上の大型製品を中心に生産する。今年12月完成、来年第2四半期稼働を予定している。13日付蘋果日報が報じた。
劉介岑董事長(右)は、協力メーカーと産業クラスターを構築し、台湾の航空産業の競争力強化を図りたいと述べた(漢翔リリースより)
新工場は延床面積9,530平方メートル、長さ138メートル、幅56メートル、高さ19メートル。工場建設に約2億台湾元、生産設備に約11億元の計13億3,000万元(約51億円)を投じる。年産額は20億元以上の見込みだ。既存の第1、第2工場ではそれぞれ直径1メートル、1.5メートル以下の製品しか生産できなかった。
同社の昨年のクランクケース生産能力は7,000個を突破した。世界で運航している商業用旅客機の90%に同社の製品が使用されている。今年もフル稼働なため、証券会社は同社売上高は250億元を突破し、来年は新工場稼働で前年比10%増と予測した。同社の昨年売上高は前年比7.96%増の249億2,400万元だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722