ニュース 電子 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055492
13日付工商時報によると、情報通信機器販売大手、神脳国際企業(セナオ・インターナショナル)は、2010年に中国市場に進出した店舗が現在に至るまで黒字化を実現していない状況の下、販売網を大幅に縮小することを決めた。
セナオは10年第3四半期に中華電信を通じて中国市場に参入。11年5月には中国通信キャリア大手の中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)と提携し、通信端末販売チェーン「沃神脳(WO Senao)」の1号店を上海にオープンした。
その後、台湾企業の集まる広州、深圳に加え、北京など主要都市で販売網を拡大したが、4年以上が経過した現在でも赤字状態が続いており、台湾事業を含めた同社全体の収益にも影響を及ぼし始めている。
セナオは「大陸(中国)市場については黒字化を最優先目標とし、最大の経済効果が得られるよう販路の規模を調整する」と説明している。同社の中国店舗は14年末時点で150店舗となっていたが、既に縮小に着手しており、うち上海では年内に50店舗から30店舗に減らす予定だ。
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