ニュース 電子 作成日:2015年2月13日_記事番号:T00055496
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は12日の董事会で、44億2,800万台湾元(約170億円)を投じ、同社と凸版印刷の合弁会社で、液晶パネル用カラーフィルター(CF)生産の台湾凸版国際彩光(Toppan CFI)に対する持ち株比率を現在の49%から100%に引き上げ、完全子会社とすることを決議した。今後、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の審査を経て、手続きを進めることとなる。13日付経済日報が報じた。
AUOによると、CFIが生産するCFは従来より全てAUOが調達している。今回の子会社化で完全に経営権を掌握することにより当社の中小型パネル研究開発(R&D)における競争力向上につながるとみられる。
またAUOは同日、設備投資予算を515億3,000万元に増額することを決議した。中国・昆山市政府との合弁事業の第6世代低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場建設に500億元を充てる。
なお同社は先ごろ、今年の設備投資を400億元とすると表明しているが、今回の董事会で決議した予算については状況に応じて2〜3年にかけて投入する方針だ。
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