ニュース 金融 作成日:2015年2月24日_記事番号:T00055510
中央銀行(中銀)が16日発表した、1月末の外国為替取扱指定銀行(DBU)とオフショア銀行部門(OBU)の人民元建て預金残高の合計が前月比2.6%増の3,102億人民元(約5兆9,000億円)となり過去最高を更新した。中銀は、市中銀行が人民元建て定期預金の金利を引き上げていることが主因と指摘した。ただ、人民元は昨年、対米ドル下落率が2.4%と過去9年で最高となった上、今年は既に0.8%下落しており、今後1~2年は下落傾向が続くとみられ、中銀は為替差損に留意するよう呼び掛けている。24日付工商時報などが報じた。
各行は、春節ボーナス(年終奨金)をターゲットに、さらなる金利引き上げを図っている。台湾銀行は窓口での新規預け入れ限定で、1口10万人民元以上の1カ月定期で4%、3カ月定期で3.9%のキャンペーンを行っている。期間は26日まで。一方、台湾中小企業銀行(台湾企銀)は、若者にも手が届くよう1口2万元以上、春節連休前の16、17日および連休明けの24~26日の期間限定で、1カ月定期の金利3.96%のキャンペーンを実施している。合作金庫商業銀行も26日まで、インターネットバンキング限定で、3カ月定期で3.88%のキャンペーン金利を打ち出した。同行は、人民元業務開始以来の高金利とアピールしている。
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