ニュース 商業・サービス 作成日:2015年2月24日_記事番号:T00055514
遠東集団(ファーイースタン・グループ)は16日、中国・天津市に設置している百貨店、天津遠東百貨について、施設のオーナーが破産の危機に陥り、合意していた周辺エリアの商業施設開発を履行することが不可能となったことから、3月1日で営業を停止すると発表した。17日付工商時報が報じた。
遠東集団の中国小売部門、太平洋中国控股によると、天津遠東百貨がオープンした2006年5月当初、施設のオーナーである房東隆僑商貿は、周辺に商業エリアを開発することを承諾していたが、計画は一向に進んでいない。さらに、同社が裁判所に破産手続きの申請を行ったことを受け、遠東側は株主、従業員、消費者の権益保護を理由に賃貸契約を打ち切ることを決めたと説明した。
ただ、太平洋中国控股は、「同市に適当な開発プロジェクトが見つかれば出店を継続する可能性もある」と強調。現在、台湾と中国の建設会社によるプロジェクトを含む2〜3件の開発案について検討を進めていると明らかにした。
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