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積水化成品、苗栗で発泡プラ成形工場稼働


ニュース 石油・化学 作成日:2015年2月24日_記事番号:T00055517

積水化成品、苗栗で発泡プラ成形工場稼働

 積水化成品工業(本社・大阪市北区、柏原正人社長)は23日、発泡プラスチックスの成形などを行う多目的工場を苗栗県に新設し、1月から稼働したと発表した。成形機5台を備え、年産能力は1,000トン。従来は成形品を生産委託で仕入れ販売していたが、新工場設立で、顧客からのより高い品質・性能要求に応える。

 新工場はIT(情報技術)・家電梱包(こんぽう)材となる「ピオセラン」(ポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体)成形品だけでなく、発泡シート成形品の生産も可能な多目的工場で、工業分野、生活分野の幅広い顧客ニーズに対応し、新規事業展開も図る。

 台湾での販売強化・加速のため、昨年10月には「ピオセラン」の製造および成形品の設計を行う台湾積水原聚と、販売会社の台湾積水迅達を合併し、台湾積水化成品を新竹県に設立している。資本金は2億5,000万台湾元(約9億4,000万円)で100%子会社だ。

 これらにより、台湾で「ピオセラン」の製造・販売から成形品の設計・製造・販売・品質保証までを一体で行うことが可能となった。