ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年2月24日_記事番号:T00055518
中国鋼鉄(CSC)は13日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム・ハティン省に建設中の大型製鉄所に9億3,900万米ドルを投じることを決議した。出資比率は従来の5%から25%になる。14日付工商時報などが報じた。
CSCは、新日鉄住金とベトナムで合弁の薄板製品製造販売、CSVC(中国語名・中鋼住金越南)が将来、現地で熱延原料を40%以上調達し、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場にゼロ関税で輸出できることを考慮したと説明した。
台プラは、CSCの出資で両社の提携関係を強化し、東南アジアおよび世界市場開拓を加速すると説明した。
製鉄所は2015年末~16年第1四半期に第1号高炉に火入れする計画。第1期の投資額は100億米ドルで、熱延など年産能力は707万トン、第2期を合わせれば2,250万トンとなる予定だ。
CSCの1月売上高は前月比2.5%減、前年同月比9%減の294億300万台湾元(約1,100億円)。17日に発表した営業利益は前月比16%減の28億5,900万元、税引き前利益は6%増の26億4,100万元だった。
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