ニュース 社会 作成日:2015年2月25日_記事番号:T00055529
嘉義県の人気観光地、阿里山のホテル、阿里山賓館(阿里山ハウス)は24日、春節(旧正月)休暇期間中に調理人3人がノロウイルスに感染していたことを明らかにした。春節期間中には、台中市和平区のリゾートホテル「武陵富野渡暇村」でも従業員、宿泊客60人以上がノロウイルスへの感染が疑われる症状が出ており、感染が台湾全土に広がっている恐れもあるため、各地の観光ホテル、レストランなどが消毒など防疫体制を強化している。25日付自由時報が報じた。
武陵富野渡暇村では専門の業者が館内の消毒に当たった(24日=中央社)
阿里山賓館の張錦栄執行長によると、今月14日の深夜に従業員の1人に発熱、嘔吐(おうと)などの症状が出た後、17、18日にも相次いで4人の従業員に同様の症状が見られた。これら従業員から採取した検体を検査した結果、3人がノロウイルスに感染していたことが明らかとなった。
ただ、同ホテルでは18〜23日にかけて3,000人以上の宿泊客が食事を取ったが、体調不良を訴えたのは3人にとどまっており、感染の拡大は見られないという。
なお武陵富野渡暇村における集団感染の疑いについては現在、検査が進められており、早ければきょう(25日)にも感染の有無が確定する見通しだ。
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