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中華電信のSTB、華碩がすべて供給


ニュース 電子 作成日:2008年2月18日_記事番号:T00005553

中華電信のSTB、華碩がすべて供給

 
 中華電信によるセットトップボックス(STB)18万台の入札が15日行われ、単独入札となった華碩電脳(ASUS)と華電聯網(ホアコム・システムズ)の企業連合が6億2,800万台湾元(約21億3,000万円)で落札した。中華電信は今年、STB45万台の調達を予定しているが、華碩・華電がすべて供給することとなり、受注額は15億7,000万元に上る。16日付工商時報が報じた。

 中華電信の昨年のSTB調達量は22万台で、今年は倍増となる。同社は今年、マルチメディアオンデマンド(MOD)の普及に力を入れるが、華碩への発注決定により、必要なSTBの調達に関する不安はなくなった。

 華碩・華電の単独入札になったのは、当初競争相手になるとみられていた鴻海精密工業が2回連続で棄権したためだ。鴻海の棄権は、STBの知的財産権にかかわる入札覚書の内容に同意を拒んだためとみられている。