ニュース 公益 作成日:2015年2月25日_記事番号:T00055534
台湾電力(TPC)の黄重球董事長は24日、発電燃料となる天然ガスが値下がりする中、今年4月に電気料金の新計算式が導入されれば、「期待以上」の値下げが見込まれるとの認識を示した。25日付蘋果日報が伝えた。
黄董事長(右4)。TPCは来年70周年を迎え、組織再編で経営効率の改善を図る予定だ(24日=中央社)
4月には最高で1キロワット時(kWh)当たり0.3台湾元(約1.1円)の値下げが見込まれ、平均的世帯(月間電力消費量330キロワット時)で99元程度の負担減となる見通しだ。
TPCが購入している発電用天然ガス価格は、昨年12月からこれまでに25%値下がりしている。黄董事長は「電気料金は天然ガス価格による影響を大きく受けるが、現時点で値下げは100%確実で、値下げ幅は期待を上回るものになる」と述べた。
一方、TPCは同日、2014年業績を発表し、純損益が140億元の黒字となり、8年連続の赤字から脱却した。1月末現在の累積損失は1,925億元となった。
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