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パナソニック、台湾携帯電話市場に再参入


ニュース 電子 作成日:2015年2月25日_記事番号:T00055546

パナソニック、台湾携帯電話市場に再参入

 パナソニックは24日、台湾代理販売の精鼎智能国際(EIS)を通じて、第4世代移動通信(4G)規格LTE対応スマートフォン「ELUGA U2」を発売した。価格7,990台湾元(約3万円)。台湾携帯電話市場に再参入した格好だ。25日付経済日報が報じた。

 ELUGA U2は、5インチのハイビジョン(HD)ディスプレイで、プロセッサーはクアルコムのクアッドコア(4コア)「スナップドラゴン410」を搭載。背面1,300万画素、前面500万画素のカメラを備える。

 なお、ELUGA U2はかつてのパートナーである広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が組み立て、タッチパネルは勝華科技(ウィンテック)が供給したとされる。プロセッサーは今後、聯発科技(メディアテック)との提携も視野に入れているみられる。

 同社は今年、ミドルエンド市場をターゲットに、5,000〜1万元の4Gスマホ2機種を発売するとみられる。初年度の販売目標は10万台。台湾を4G市場参入の足掛かりとしたい考えのようだ。

 パナソニック広報担当はワイズニュースの取材に対し、同社は個人向けスマホ事業をインドでのみ展開していたが、アジア市場再開拓の一環として台湾での発売に至ったと説明した。