ニュース 電子 作成日:2015年2月25日_記事番号:T00055547
中華電信の蔡力行董事長は24日、同社傘下の研究機関、中華電信研究院が既に海外の通信キャリアおよび設備メーカーと共同で第5世代(5G)移動通信技術に関する研究開発(R&D)チームを立ち上げたことを明らかにした。25日付工商時報が報じた。
蔡董事長は仕事始めの集会で、今年は予測を上回る売上高、利益を出せると自信を見せた(24日=中央社)
蔡董事長によると、同社は現在、毎年のR&D予算約30億台湾元(約110億円)のうち一部を5G分野に振り向けており、R&D人員も現時点では20〜30人にすぎないが、今年中に大規模な人材投入を予定する。
ただ、海外のキャリアは5G技術に特別予算を割いており、台湾が世界に先駆けて5Gサービス市場に参入することは容易ではないとの見方を示した。
一方、4Gサービス事業の黒字転換時期について蔡董事長は「5年はかからない」と語った。陳伯鏞財務長も同社4G事業のEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は2016年に黒字転換、営業利益も17年には黒字に転じるとの見通しを示している。
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