ニュース 電子 作成日:2015年2月25日_記事番号:T00055549
25日付工商時報によると、アップルが下半期に発売するとみられる次期スマートフォン、iPhone6sはモバイルDRAMの容量が初めて1GB(ギガバイト)から2GBに引き上げられるとの観測が出ており、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などが恩恵を受けるとみられている。
アップルが昨年下半期に発売したiPhone6、iPhone6プラスは、A8プロセッサーが高機能だったため、モバイルDRAMの容量は1GBだった。一方、業界関係者は、iPhone6sでは2GBとなり、既存サプライヤーのマイクロン・テクノロジー、SKハイニックスだけでは需要を満たせず、アップルはサムスン電子からも調達する計画だと指摘した。
外電の報道によると、サムスンは今年主にモバイルDRAMの生産能力を拡大しており、自社のスマホの他、LGエレクトロニクスのスマホ「G4」にも全面採用されている。iPhone6sはモバイルDRAMの半分以上をサムスンから調達し、最新の20ナノメートル製造プロセス、8Gb LPDDR4規格を採用する可能性が高い。
マイクロン、SKハイニックス、サムスンのDRAM大手3社が増産を計画していることから、DRAM市場の需給均衡が予想されている。
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