ニュース 医薬 作成日:2015年2月26日_記事番号:T00055572
化粧品の受託生産台湾最大手、桑緹亜(サンティア)の江漢彰董事長は25日、中国江蘇省の泰州医薬高新技術産業開発区(中国医薬城)のシートマスク工場が3月8日に完成すると述べた。生産ライン6本で月産能力は1,800万枚、投資額は3,000万米ドル。中台で最大規模のシートマスク工場が誕生する。26日付工商時報が報じた。
同社は昨年、中国の国礼集団からシートマスク1億枚、30億台湾元(約110億円)の受注を獲得しており、生産ラインはフル稼働になる予定。現在化粧水やクリームの受注についても商談中だ。
中国医薬城では、第1期のシートマスク工場に続き、第2期は栄養補助食品、第3期は製薬工場を計画している。5年以内の完成を見込み、台湾から徐々に生産を移転する考えだ。投資総額は約1億米ドル。売上高は100億元に達成する見込みだ。
同社は年間950万枚のシートマスクを出荷しており、台湾で1年間に使用されるシートマスク9,500万枚の1割を占める。昨年の連結売上高は前年比146%増の11億4,100万元。証券会社は、今年は30億元が狙え、黒字転換もあり得ると予測した。
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