ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年2月26日_記事番号:T00055574
バイク大手、三陽工業(SYM)は25日、新経営陣を初めて披露し、英文社名を「Sanyang Industry」から「Sanyang Motor」に変更したと発表した。昨年の経営権争いに決着がつき、今後はバイク、自動車事業の同時発展を目指す。26日付経済日報が報じた。
張董事長。下半期にも台北市内湖区に本社を移転する予定だ(25日=中央社)
同社は、コーポレート・アイデンティティー(CI)も一新する予定で、これまでのSYMとは違うと強調した。張宏嘉董事長は、今年がSYMのターニングポイントになると語った。
バイク事業は、販売店が業績を良く見せかけるために販売前に新車登録した「新古車」の消化が、昨年のうちに完了したと説明。今年は市場規模が70万台と予想、特に大型バイクの成長が見込めると指摘した。同社は3月に野狼「SB300」、「SB300CR」を発売し、大型バイク市場の主導権を狙う。
一方、自動車事業では、昨年、韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の新車を多数投入し、今年1月の新車登録台数は1,845台と、ヒュンダイ代理を始めて以来で最高だった。原油価格下落を受け、今年は自動車の買い替えが続く見通しで、市場規模は42万台と予測した。
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