ニュース 電子 作成日:2015年2月26日_記事番号:T00055576
正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)傘下の携帯電話用カメラレンズモジュールメーカー、光燿科技(グローリー・サイエンス)は、春節(旧正月)前に中部科学工業園区(中科)后里園区の新工場に移転した。后里工場では800万画素以上のレンズを生産する。月産能力は300万~400万個、投資額は8億台湾元(約30億円)。26日付工商時報などが報じた。
一方、500万画素以下のレンズと後工程の検査は引き続き中国江蘇省の蘇州、塩城工場で手掛ける。同社は、3年以内に中台での月産能力を現在の3倍に当たる3,000万~4,000万個に拡大する計画だ。
郭台強董事長は、1,300万画素のレンズが中国、米国、日本、韓国の携帯電話ブランドの認証を獲得し、今年量産、出荷すると語った。観測によると、小米科技(小米、シャオミ)か華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の新機種に採用されたもようだ。
郭董事長は、大立光電(ラーガン・プレシジョン)と技術力では大差がなく、生産能力で及ばないだけと強調。生産能力が十分に拡充できれば、アップルのスマートフォン、iPhoneのサプライヤー入りを果たしたいと語った。
同社は従来、500万~800万画素が中心だったが、携帯電話用レンズのハイエンド化に伴い、今年は800万~1,300万画素に重点を移す。これにより、昨年売上高は前年比25%増の約14億元だったが、今年は30~40%増が期待される。
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