ニュース 電子 作成日:2015年2月26日_記事番号:T00055577
国家通訊伝播委員会(NCC)の石世豪主任委員は25日、ケーブルテレビ(CATV)、マルチメディア・オン・デマンド(MOD)サービス用セットトップボックス(STB)の技術規格統一を進めると同時に、台湾域内において多チャンネル視聴機能をサポートする次世代STBへの交換を奨励することを同委員会が検討していると明らかにした。これにより大規模なSTB調達商機が生じると予測され、業界に恩恵をもたらす見通しだ。26日付工商時報が報じた。
石主任委員によると、域内CATVユーザー数は500万件で、1ユーザー当たり2.2〜2.7台の次世代STBが必要となる他、130万件のユーザーを抱える中華電信のMODサービスを加えれば、交換に伴う調達商機は1,200万台を超えるとみられる。
なお現在、一般的なSTBの価格は1,000〜2,000台湾元(約3,800〜7,600円)となっているが、次世代製品は5,000〜6,000元からの価格となり、業界に総額600億元以上の商機をもたらすと期待されている。
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