ニュース 電子 作成日:2015年2月26日_記事番号:T00055578
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は、メキシコ政府による液晶テレビ普及政策向けの受注効果で、5月まで第8.5世代工場のフル稼働が続く見通しだ。昨年に続き、第2弾の出荷を開始した1月は23.6インチパネルの出荷枚数が180万枚と前月比2桁成長を果たした。26日付工商時報が報じた。
メキシコ政府は昨年から、中国が行った省エネ家電購入補助政策に倣い、液晶テレビを調達して低価格で消費者に販売し、買い替えを促進している。液晶テレビの出荷台数は3年間で700万台に上り、液晶パネルはイノラックスが全数を、組み立てはイノラックスの親会社、鴻海精密工業が大部分を、地場メーカーが一部を受注した。鴻海は3月から液晶テレビ出荷を開始する。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、1月の大型パネル世界出荷枚数は6,795万枚で前月比3%減だったが、そのうちテレビ用パネルのみが1.2%増の2,209万2,000枚と前月を上回った。大手6社でテレビ用パネル出荷が増えたのは、イノラックス(1.4%増)とLGディスプレイ(LGD、7.7%増)だけだった。
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