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14年平均月給、4.73万元で過去最高【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年3月2日_記事番号:T00055590

14年平均月給、4.73万元で過去最高【図】

 行政院主計総処の26日発表によると、サラリーパーソンの賞与や残業手当を含む昨年の平均月給は前年比3.58%上昇の4万7,300台湾元(約18万円)で、過去最高を更新した。そのうち経常性給与(基本給や固定手当など。賞与などは含まない)は3万8,208元と過去最高で、前年比1.81%増と14年来で最大の伸び率だった。賞与、残業代などは9,092元で11.74%増と2桁成長だった。主計総処は、景気回復に伴い、春節ボーナス(年終奨金)や業績に応じた賞与を増額した企業が増えたと指摘した。27日付経済日報が報じた。

 業界別の平均月給は、電力、ガス供給業が平均9万4,022元と最高。2位の金融、保険業は8万3,092元で前年比6.7%増と最も増えた。

 一方、男性の平均月給は5万1,464元、女性は4万2,481元だった。平均労働時間から時給に換算すると女性は242元と男性の285元を15%下回ったものの、男女差は10年前の20%から年々縮小している。日本(33.5%)、韓国(30.8%)、米国(17.5%)と比較しても男女差は小さかったが、依然、女性が男性と同額の給与を得るためには55日多く働かなければならない計算だ。