ニュース 電子 作成日:2015年3月2日_記事番号:T00055603
電子時報系の市場調査会社、デジタイムズ・リサーチによると、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)がデルのサーバーを10%受注した。コンパルは2015年のサーバー出荷台数が30万~40万台と昨年の1万台から大幅に増加し、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)を抜いて台湾6位に躍り出る見通しだ。2日付蘋果日報などが報じた。
陳瑞総コンパル総経理は年初に「今年はサーバー元年になる」と予想していた。13年に参入したサーバー業務がようやく実を結ぶ格好だ。デルの他、パソコン受託生産の大口顧客、聯想集団(レノボ)やインテルからも少量の受注を獲得したとみられる。
鴻海科技集団(フォックスコン)は昨年デルのサーバーの49%を受注していたが、今年は36%まで縮小する見通しだ。鴻海の今年のサーバー出荷台数は203万台と前年比10%以上減少し、台湾首位から4位に転落する見通しだ。
デジタイムズ・リサーチによると、今年のサーバー世界出荷台数は1,182万5,000台(前年比13.5%増)、来年は1,305万8,000台(10.4%増)の見通しだ。そのうち、台湾メーカーの出荷台数は88.9%(前年比0.22ポイント下落)、売上高は5,292億台湾元(約2兆円、12.1%増)と予測している。
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