ニュース 電子 作成日:2015年3月2日_記事番号:T00055608
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業は26日、新北市土城区の同社本部で始業式典を行い、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は今後同社が積極的に取り組む分野として、▽クラウドコンピューティング▽モバイル端末▽モノのインターネット(IoT)▽ビッグデータ▽スマートライフ▽スマートネットワーク▽ロボット──の7分野を挙げた。27日付経済日報が報じた。
ロボット分野について鴻海は、ソフトバンクとの提携を進めるなどここ数年積極的な取り組みを続けているが、郭董事長は今回、大規模なロボットの活用が進む第4次産業革命、すなわち「インダストリー4.0」時代を迎えると語り、改めて同分野を重視する姿勢を示した。その上で同社では将来的に従業員の7割をロボットに置き換えると表明した。
この他、通信事業について郭董事長は、第5世代(5G)移動通信サービス向け周波数割り当て入札に必ず参加すると表明した。観測によると同社は既に5G技術に関する研究開発(R&D)チームを60人体制で立ち上げており、年内に200人規模に拡大する方針とされる。
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