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工作機械のフェアフレンド、17年のUターン上場を宣言【表】


ニュース 機械 作成日:2015年3月3日_記事番号:T00055623

工作機械のフェアフレンド、17年のUターン上場を宣言【表】

 工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は2日、今年末までに台湾および海外の子会社を再編し、持ち株会社「友嘉実業控股」を設立し、2017年末に「両岸(中台)最大のオートメーションシステム業者」として、台湾でUターン上場を果たすと宣言した。同社は昨年末、上場に向けて凱基証券(KGI)とコンサルティング契約を締結した。3日付経済日報が報じた。


朱総裁。同社は3カ月以上先まで受注見通しが立っている(2日=中央社)

 同社の工作機械事業の14年売上高は450億台湾元(約1,720億円)。今年は欧米市場の景気回復を受けて500億元突破が見込まれている。朱総裁は上場を予定する17年には600億〜700億元に成長すると予測した上で、20年には1,000億元、22年には2,000億元に挑戦すると表明した。

 なお同社が台中市精密機械科技創新園区(同市南屯区)に15億元を投じて建設した新工場が2日に完工、稼働した。同工場は世界で41カ所目の生産拠点となり、航空宇宙、自動車、医療産業などをターゲットに、5軸マシニングセンターなどを月250台規模で生産する。年産額は50億元に達する見通しだ。