ニュース 電子 作成日:2015年3月3日_記事番号:T00055631
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、スマートフォン事業に参入する中国の動画配信サービス大手、楽視網信息技術(Letv)の受注を獲得したことが分かった。3日付蘋果日報が伝えた。
楽視網は、携帯電話の開発会社、楽視移動智能信息技術を設立し、スマートフォン2機種を発売すると発表。スマホ2機種を1,000~3,000人民元(約1万9,000〜5万7,000円)の価格帯で販売する予定で、移動通信キャリア大手の中国移動(チャイナ・モバイル)と提携交渉を進めているとされる。
中国の品質認証機関、中国質量認証中心(CQC)が公表した資料によると、楽視網のスマホ(コード名Letv X600)は、既に認証を取得し、うちLTE機種を楽視網が自社生産、TD-LTE機種をコンパルの昆山工場(江蘇省昆山市)で生産することが分かった。詳細な仕様は明らかにされていないが、既に量産段階に入ったとみられる。
コンパルは現在、宏達国際電子(HTC)、ノキア、聯想集団(レノボ)、ソニー、酷派(クールパッド)のスマホを受託生産しており、楽視網からの受注で中国顧客の割合が高まると予想される。
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