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台湾スター買収観測、遠伝「ノーコメント」


ニュース 電子 作成日:2015年3月3日_記事番号:T00055635

台湾スター買収観測、遠伝「ノーコメント」

 通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)が新興キャリアの台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)を買収することがほぼ決定したとの2日報道について、遠伝は同日「今はノーコメント」とした。3日付蘋果日報が報じた。

 市場では、遠伝は台湾スターを現金と株式交換を合わせ180億台湾元(約690億円)で買収することがほぼ決定的となり、3月の董事会追加開催を視野に入れているとの観測が流れた。

 遠伝は「董事会は四半期に1回の定期開催で、直近では2月13日に開催している。近く臨時董事会を開く計画はない」と指摘。また、重大な投資計画については全て同社の規程に従い、董事会で承認されてから公告すると説明した。

 一方、頂新国際集団は台湾スターの株式50.1%を現金90億元で遠伝に売却するとの観測だったが、頂新は2日、「台湾スター売却先の候補は確かに存在するが、まだ何も決定していない」と声明を発表した。

 この他、台湾スターの大株主である中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)もノーコメントだった。