ニュース 社会 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055641
中国の内モンゴル自治区からの黄砂が4日、寒気団の南下に伴い台湾に襲来した。台湾での黄砂観測は約5年ぶり。華中、華東地域の大気汚染物質も同時に流れ込み、行政院環境保護署(環保署)はあす5日まで各地で空気の質の悪い状態が続くと予想している。4日付蘋果日報が報じた。
環保署は外出時のマスク着用を呼び掛けている(3日=中央社)
環保署監資処の張順欽副処長は、黄砂襲来により4日の空気中の粒子狀物質「PM10」の濃度が1立方メートル当たり150〜200マイクログラムまで上昇すると予想した。きょう午後1時現在、高雄市の鳳山では179マイクログラムを観測した。
一方、PM2.5濃度は午後1時現在、屏東市で104マイクログラムと全土最高を観測した他、高雄市でも▽鳳山、82マイクログラム▽仁武、71マイクログラム▽大寮、69マイクログラム──と軒並み高濃度となり、南部への影響が特に深刻なことがうかがえる。中部でも多数の観測所で50マイクロ以上を観測したが、北部は▽松山(台北市)、16マイクログラム▽土城(新北市)、27マイクログラム▽大園(桃園市)、21マイクログラム──など比較的影響が小さい状態だ。
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