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4月末の雇用純増、過去3年同期で最多【表】


ニュース その他分野 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055644

4月末の雇用純増、過去3年同期で最多【表】

 労働部が3日発表した労働力需要調査によると、今年4月末の1月末時点と比べた雇用者純増数は4万5,063人となる見通しで、同期としては過去3年で最多となった。労働部は、原油価格下落を背景とした個人消費の伸び、米国経済の安定成長が企業の雇用意欲を押し上げていると分析した。4日付工商時報が報じた。

 調査で、4月末までに「雇用を増やす」と回答した企業は24.87%で2年前と比べて約4ポイント増加した。一方、「雇用を減らす」は2.51%、「変化なし」は62.38%だった。

 業種別では、サービス業で2万2,690人の純増、工業で2万2,373人の純増で、過去3年で初めてサービス業の雇用純増数が工業を上回った。これについて労働部は、ハイテク業や食品業が第2四半期に非需要期に入ることも要因に挙げた。

 同調査は労働部が今年1月12~30日かけて従業員30人以上の企業を対象に実施し、3,030社から有効回答を得た。