ニュース 機械 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055656
工作機械メーカー、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)の黄明和董事長は、今年の工作機械業界は昨年よりも景気が良いとの見方を示しつつ、今年の同社連結売上高目標を昨年比10億台湾元増の90億元(約340億円)とし、2016年には100億元の大台を目指すと述べた。4日付工商時報が報じた。
黄董事長は同社の現状について、受注見通しが今年5、6月まで立っており、ここ2、3年で一番良いと説明。中国市場で出荷遅れがあるものの、第2四半期以降、徐々に市況が回復するとの見通しを示した。
また、ここ数年の中国から台湾への工場移転の流れに応じて、台湾市場で自動化、高精密度、オーダーメイドの工作機械を強化。価格面でドイツ勢、品質面で韓国、中国勢を上回っていると説明した。
なお、中台での設備投資では、上海青浦工業園区の新工場が今年末に完成、16年に生産開始予定だ。また、台中市精密機械科技創新園区第2期の新工場は、16年に建設を開始する予定だ。投資額は30億元、年産額60億元を見込んでいる。
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