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2月のバイク販売19%減、春節休暇で打撃


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055659

2月のバイク販売19%減、春節休暇で打撃

 2月のバイク新車登録台数は4万1,700台で前年同月比19.5%減だった。2月は例年の非需要期に当たり、春節(旧正月)連休で営業日が大幅に減ったことが影響した。なお、1~2月累計は8万6,600台にとどまり、前年同期比で15%近く減少した。原油価格下落で、消費者の購買意欲が自動車に向かったようだ。4日付工商時報が報じた。

 各社の2月新車登録台数は、▽光陽工業(KYMCO)、1万7,600台(前年同月比15.8%減)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、1万2,300台(25%減)▽三陽工業(SYM)、6,828台(34.4%減)──と、2カ月連続で軒並み前年割れだった。

 業界関係者は、3月は大学などの新学期シーズンで販売も少しは伸びると予測。また、各社の相次ぐ新モデル投入に業績押し上げ効果を期待したいと語った。

 なお、ヤマハ台湾は3日、若者をターゲットにしたスクーター「CUXi」の新モデル「CUXi IS」を発売した。台湾生産の二輪車として初めてアイドリングストップシステムを搭載した。販売価格は6万8,800台湾元(約26万円)。 


ヤマハ台湾の「CUXi IS」。赤信号などで3秒以上停止すれば、アイドリングストップが作動し、お財布にも環境にも優しい(リリースより)