ニュース 電子 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055661
通信キャリア大手、中華電信とスマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は3日、第4世代移動通信(4G)サービスにおける戦略提携に関する覚書を交わした。今後両社は使用環境の最適化、商品とサービスの差別化、販路の統合による相互の市場拡大、デジタルコンバージェンス産業の発展などについて協力を進める。4日付工商時報が報じた。
蔡董事長(左)は、ヤフー!の調査で、台湾人の携帯電話によるインターネット利用時間は1日197分で世界最長だったと指摘した(中華電信リリースより)
両社の提携についてHTCの王雪紅(シェール・ワン)董事長は、「ウィンウィンの提携モデルを通じ、双方がそれぞれの市場でリーディングブランドの地位を固め、共同で台湾と世界をつなぐ役割を果たしたい」と語った。
なお中華電信の蔡力行董事長は、台湾の4Gユーザー数について1月末には400万件を超え、普及率は17%に上昇したと指摘。「成長スピードは世界最速だ」と語った。一方で通信産業は、データ通信量の爆発的成長に応じたインフラ建設、維持コストの増加、コンテンツ産業やオーバー・ザ・トップ(OTT)型サービスによる脅威といった多くの困難に直面しており、事業転換を加速させる必要があると強調した。
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