ニュース 電子 作成日:2015年3月4日_記事番号:T00055663
中小型液晶パネル世界最大手、ジャパンディスプレイ(JDI)が2日、低温ポリシリコン(LTPS)技術とインセル型タッチパネルを採用した5インチの高精細WQHD(2,560×1,440ドット)液晶パネルの量産を世界に先駆けて開始したと発表したことを受け、4日付経済日報によると、スマートフォン向けハイエンドパネル市場では今年、JDIと台湾の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)、韓国メーカーが激しい価格競争を繰り広げるとの予測が出ている。
JDIは、WQHDは現在スマホで使われている最も高精細なディスプレイで、今後の成長が見込まれると説明した(リリースより)
これに関連してAUOの向富棋・執行副総経理は、同社もLTPS技術を採用したスマホ向けインセル型4K2Kパネルを供給する予定で、既に認証作業に入っていると語った。
一方、イノラックスはオンセル型タッチパネル製品を主力とするが、段行建同社董事長は、インセル型製品も既に出荷を開始していると語った。同社は現在、LTPSパネル生産ラインは第3.5世代の1本のみだが、高雄市の路竹工場内に第6世代LTPSパネル工場を設置することで親会社の鴻海精密工業と協議を進めている。
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