ニュース 商業・サービス 作成日:2015年3月5日_記事番号:T00055684
経済部統計処が4日発表した1月の商業売上高は前年同月比0.6%減の1兆2,311億台湾元(約4兆7,000億円)で、16カ月連続のプラス成長が止まった。比較対象の昨年は1月に春節(旧正月)を迎えたため、小売業、飲食業でマイナス成長となった。5日付工商時報が報じた。
小売業は3,384億元(前年同月比5%減)で、中でも燃料業が原油価格下落により同31%減の187億元となった。また、通信・家電販売業は尾牙(忘年会)や春節贈答品向けの需要が2月にずれ込んだため5.6%減の321億元となった。飲食業は一部で鳥インフルエンザの影響を受け、同6.4%減の349億元だった。
一方、卸売業は8,578億元(前年同月比1.6%増)で、第4世代移動通信(4G)対応通信機器部品の輸出が伸びた他、家電、時計などの春節前の在庫積み増し需要でプラス成長を遂げた。
経済部統計処は2月見通しについて、卸売業では春節休暇などの営業日数減少の影響を受けるが、小売業、飲食業では春節やバレンタインデーなどでの購買需要が見込めると指摘。1〜2月全体では小幅成長になるとの見方を示した。
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