ニュース 社会 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055696
屏東県恒春鎮のリゾートホテル、統一渡假村(ユニリゾート)墾丁海洋体験楽園で5日、卒業旅行で宿泊していた高校生と小学生らに、同ホテルでの朝食後相次いで嘔吐(おうと)、目まい、腹痛などの症状が現れ、これまでに計240人が病院に運ばれた。高雄市政府衛生局は、食中毒またはノロウイルス感染の可能性があるとみている。6日付蘋果日報が報じた。
病院に運ばれたのは新北市立安康高中の生徒ら140人と台北市立明湖国小の児童ら100人。安康高中の生徒らが運ばれた高雄市立大同医院の陳惇杰・感染科主任は、症状は大半が嘔吐で、食中毒の他、排せつ物や唾液の飛沫(ひまつ)が感染源で潜伏期間が1〜2日あるノロウイルス感染の可能性もあると指摘した。
関係当局は嘔吐物やホテルの調理場から検体を採取した。初期結果は早ければ9日にも出る見通しだ。
ユニリゾートの曽文泰総経理は、同ホテルでは厳しい食品衛生管理基準を設けていると強調し、衛生局の調査に協力すると話した。
これに先立ち、春節(旧正月)連休期間中には嘉義県のホテルで調理人3人がノロウイルスに感染した他、台中市のリゾートホテルでも従業員、宿泊客60人以上がノロウイルスへの感染が疑われる症状が出ており、感染拡大が懸念されている。
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