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震災支援感謝イベント、今年も淡水で開催


ニュース 社会 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055699

震災支援感謝イベント、今年も淡水で開催

 東日本大震災への台湾への多額の義援金などの支援に感謝を伝えるため、日本人留学生らによる企画イベント「謝謝台湾!(ありがとう台湾!)」が今年も3月8日に新北市淡水で行われる。


昨年は岩手県の保育園にロゴシートを寄贈した(謝謝台湾活動実行委員会提供)

 4回目となる今年は「これからの絆も大切にしたい」というサブテーマの下、震災で壊滅的な被害を受けた朝市を復活させた「ゆりあげ港朝市協同組合」(宮城県名取市)の、桜井広行理事長(60)の講演が行われる。桜井理事長自身も被災者で、台湾に直接感謝を伝えたいという意向から実現することとなった。講演では、震災当時の状況や朝市復活への取り組みのほか、今後の防災への備えなどについて語る。

 この他、被災地の写真などを使った現状報告や、日本舞踊、津軽三味線の公演、毎年好評の浴衣の着付け体験などを行う。また、来場者のメッセージ入りの折り鶴でイベントロゴをかたどったシートを作成し、宮城県の仮設住宅や旅館など3カ所に寄贈する。

 同イベントは例年日本人と台湾人の計2,000~3,000人が来場する。実行委員会では「台湾に感謝を伝え続けるため、東北へエールを届けるため、そして日台の絆をより深めていくためにもぜひ多くの方に参加してほしい」と呼び掛けている。会場は都市交通システム(MRT)淡水線淡水駅から徒歩10分の淡水観潮広場で、開催時間は午前11時~午後6時。詳細はフェイスブックファンページ(https://ja-jp.facebook.com/arigatoutaiwan)で紹介している。