ニュース 商業・サービス 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055706
復興航空(トランスアジア航空)傘下の機内食業者、復興空厨(トランスアジア・ケータリングサービス、桃園市大園区)が、保有する廃水処理設備を活用せず、汚水を違法に排出して南カン渓(カンは山の下に坎)を汚染したとして、桃園市政府環境保護局は5日までに罰金53万台湾元(約200万円)と操業停止を命じた。6日付自由時報が伝えた。
復興空厨から排出される汚水は乳白色に濁っていた(桃園市環保局リリースより)
復興空厨は航空機の機内食や台湾高速鉄路(高鉄)、統一星巴克(プレジデント・スターバックスコーヒー)などに加工食品を納入している。復興空厨は「期限付きの改善を求める通知書は受け取ったが、操業停止の通知は受け取っていない」として、6日も操業を継続すると表明したが、処分が確認され次第、操業中止に追い込まれるとみられる。操業再開には半年かかるとの見方が出ている。
桃園市環保局によると、復興空厨は工場廃水の排出許可証を取得しているが、廃水処理設備は乾燥し、クモの巣が張るなど長期的に使用されていない実態が明らかとなった。
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