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ハイウィン、リハビリ用ロボット開発へ


ニュース 機械 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055712

ハイウィン、リハビリ用ロボット開発へ

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は5日、彰化基督教医院(彰基)と提携を結び、リハビリ用など医療用ロボットを共同開発すると発表した。6日付経済日報が報じた。

 蔡恵卿総経理は、同社が開発した下肢の筋力トレーニング用ロボットが3月末に中国で認証を取得できる見通しとなっており、その後速やかに商品化を進めると語った。

 ハイウィンの下肢の筋力トレーニング用ロボットは、自動リハビリプログラムが理学療法士の役割を担い、患者の歩行訓練を行う。脳卒中患者や不完全型脊髄損傷患者の機能回復や改善に有効だという。

 ハイウィンは、医療用、工業用の各種ロボットおよびロボットアーム新製品の発売が相次ぐ中、台中市精密機械科技創新園区で工場を拡張しており、ロボット専用の生産ラインを複数本増設する計画だ。

 なお同社のロボット事業の売上構成比は昨年約8%となったが、今年は10%以上に拡大する見通しだ。