ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

和益化学と長春集団、中国でノニルフェノール合弁計画


ニュース 石油・化学 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055714

和益化学と長春集団、中国でノニルフェノール合弁計画

 石化メーカー、和益化学工業(FUCC)の黄勝材董事長はこのほど、中国・江蘇省蘇州市常熟市にノニルフェノール(NP)の合弁工場を建設することで、同業大手の長春集団(CCPG)と契約を交わしたと明らかにした。同工場への投資総額は約13億台湾元(約50億円)、年産能力は4万トン、工期は約2年を予定している。海外向け販売の拡大を狙う。6日付工商時報が報じた。

 一方、和益化学が進める太陽光発電事業について、黄董事長は、当初は台湾で発電所2基を設置する計画だったが、日本の方が発展しているので日本で10億円を投じ、発電所3基を建設するとの計画を明らかにした。

 1基目は4月末〜5月初めに完成、送電を開始する予定で、残りの2基も遅くとも来年3月までに完工が見込まれる。

 この他、同社は、10億元余りを投じて台中市に建設中の砂糖工場が11月に完工し、日産500トンで試験生産を開始する予定だ。グリーンエネルギー、製糖事業とも下半期から業績への貢献が期待できそうだ。