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裕隆集団の15年売上高予測、初の4千億元も


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月6日_記事番号:T00055715

裕隆集団の15年売上高予測、初の4千億元も

 自動車大手、裕隆集団の陳国栄総経理は5日、今年も売上高は前年比12%増え、3,900億台湾元(約1兆5,000億円)以上と昨年に続き過去最高更新が見込めると述べ、「4,000億元達成も夢ではない」と語った。6日付工商時報が報じた。


陳総経理(左)は、今年の台湾自動車市場規模は42万〜43万台と昨年を上回り、うち裕隆集団は11万6,000台と予想した(5日=中央社)

 陳総経理は、昨年は自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の中台新車販売台数が過去最高の6万8,000台以上に達した他、裕隆日産汽車、三菱車などを扱う中華汽車工業(チャイナ・モーター)なども好調で、グループ全体で前年比12%増の3,500億元と過去最高を更新できたと述べた。

 裕隆集団は今年、中台での新車販売台数は過去最高の28万台(前年比23%増)を目指す。うち台湾では、裕隆日産、中華汽車が各5万台、ラクスジェンが1万6,000台の目標だ。中国では、中華汽車出資の東南汽車は9万9,000台、ラクスジェン販売の東風裕隆汽車は過去最高となる6万5,000台を目指す。

 なお今年の新車発売見通しについて、裕隆日産の蔡文栄総経理は、5月に台湾生産SUV(スポーツ多目的車)の新型「エクストレイル」を投入すると話した。また東南汽車は初の自社ブランドSUV「DX7」を7月に発売する計画だ。