ニュース 社会 作成日:2015年3月9日_記事番号:T00055725
台北都市交通システム(MRT)板南線で昨年5月、4人を死亡させる無差別殺傷事件を起こし、死刑が求刑されていた鄭捷被告(犯行当時21)に対する判決公判が6日、新北地方法院で開かれ、求刑通り死刑が言い渡された。判決文の朗読を聞く鄭被告は無表情で、傍聴席から怒号が飛ぶ場面もあった。7日付自由時報が報じた。
判決では殺人の動機について、鄭被告が小学校の時にリコーダーをでたらめに吹いていると女子クラスメートに告げ口され、皆の前で謝らされたことを逆恨みして報復殺人を誓ったが、成長後に当時のクラスメートが見つからなかったため、「誓いを貫徹しなければ、自分を否定することになる」として、無差別殺人に計画を変更したと指摘した。
鄭被告は審理の過程で、起訴事実を認めたが、謝罪は口にせず、審理中も笑みを浮かべるなどの態度を示していた一方で、「カウンセリングを受けたい。出所できたら、もう殺人は犯さない」などと発言していた。
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