ニュース 社会 作成日:2015年3月9日_記事番号:T00055726
台北市光復北路のマンションで6日午後11時過ぎ、政治大学新聞学系2年生に在籍する日本人留学生、小野愛さん(21)が自室で倒れて死亡しているのが発見された。部屋に争った形跡はなく、警察、消防は、死因はガス給湯器の不完全燃焼による一酸化炭素中毒との見解を示している。8日付蘋果日報などが報じた。
小野さんは同じく政治大学に通う日本人女性(23)と同居しており、この女性と連絡が取れないことを心配した親戚が前日の午後6時ごろ、同マンションを訪れ女性が浴室で倒れているのを発見。病院に搬送され一命を取り留めていた。しかし、親戚は女性が小野さんと同居しているのを知らず、駆け付けた救急隊も別室を確認していなかったことから発見が遅れ、女性の家族が翌日部屋を確認した際には小野さんは既に死亡していたという。
警察は、救出された女性は温水シャワーを使用した状況で発見されたと説明。ガス給湯器はベランダに設置されていたが、窓が締め切られていたとみられ、漏れ出た一酸化炭素が部屋中に充満したもようだ。
なお、新北市政府消防局は、ガス給湯器は浴室やキッチン、密閉されたベランダには設置せず、周囲60センチには物を置かないよう呼び掛けた。使用時は窓を開け換気する他、一酸化炭素測定器の取り付けを提言している。
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