ニュース 社会 作成日:2015年3月9日_記事番号:T00055730
柯文哲台北市長が7日、「台湾は30万人の外国籍配偶者を輸入している」と発言した問題で、柯市長は翌8日、メディアの取材に対して失言を認め、今後改めると語ったものの、「『輸入』の2文字をそこまで大々的に取り上げる必要があるのか」と述べ「悪気はなかった。外国籍配偶者に偏見はない」と釈明するにとどめた。ただ、記者が柯市長の両親が「謝罪をすべき」と語ったと伝えると、柯市長はようやく「分かった。謝る」と渋々謝罪した。9日付蘋果日報が報じた。
抗議の紙を掲げた男女の登場に、柯市長(右)は困惑した表情を浮かべた(8日=中央社)
柯市長の「輸入」発言は、7日に行われた性別議題公共フォーラムで、未婚の台湾人男性が女性より多いことに触れ、「これは変だ。台湾は既に30万人の外国籍配偶者を輸入しているのに、どうしてこうなるのか」と語ったもの。これを受け、台北市の新移民女性関懐(支援)協会の李霞幹事ら10数人は8日朝、台北市政府前で「私たちは人であり、物じゃない」などと訴え、柯市長に謝罪を求めていた。また、柯市長が同日午後に出席した婦女節(国際女性デー、3月8日)関連イベントでも、「外国籍配偶者への偏見だ」などと書かれた紙を掲げ、柯市長の発言に抗議する市民が現れた。
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