ニュース 運輸 作成日:2015年3月9日_記事番号:T00055733
海外へ出境する際の旅客施設使用料が現行の300台湾元から5月に500元(約1,900円)に引き上げられる見通しだ。交通部民用航空局(民航局)は8日、同案は現在行政院の審査中と説明。値上げが決定した場合、27年ぶりとなる。9日付蘋果日報などが報じた。
施設使用料は、空港建設や観光産業の発展などに利用されており、航空会社が航空券とともに徴収している。台湾では出境時のみの徴収で、入境および台湾域内線では不要となっている。
民航局は、施設使用料は空港にとって重要な収入源で、昨年は60億元だったが、今年は値上げおよび旅客増加見通しから100億元まで増えると予測した。値上げは航空券の発券日ベースで、5月以降の出発でも4月末までに発券すれば300元で、5月以降に発券する場合は500元となる。月間で延べ100万人以上に影響が出る見通しだ。
民航局は、施設使用料は▽ロンドン・ヒースロー空港、2,020元相当▽北京、845元▽シンガポール・チャンギ、800元▽韓国・仁川、761元▽香港、676元──などと比べ、台湾は低めと説明した。
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