ニュース 社会 作成日:2015年3月10日_記事番号:T00055753
ある男子大学生が15歳の女子高生と肉体関係を持ち、これが彼女の親に発覚し、結婚を覚悟したものの、高額な結納金を要求されたことから破談となり、相手から未成年と性行為を行った罪で告訴されてしまった。
台北市に住む男子大学生(18)はおととしの8月、友人の紹介で当時15歳だった高校2年生の女子生徒と交際することとなった。そして昨年のある日、男子学生は家族が出掛けている時を見計らって彼女を自宅に呼び、そこで2人は性的な関係を持った。
その後、女子生徒が無料対話アプリ「LINE(ライン)」を通じて「私たちのことを誰かに話した?」と聞き、これに男子学生が「ぼくたちが『した』ことかい?」と返答したところ、このメッセージが女子生徒の親の目に止まり、2人の関係が発覚した。
これに激怒した両親だったが、男子学生は国立大学に通い、家庭も裕福と「条件」が良かったことから、相手方の親と話し合い、2人を結婚させることに同意した。
しかし結納金の話になった途端、女子生徒の両親は現金500万台湾元に加え、台北市内の住宅、1カラット以上の保証書付きダイヤモンド指輪、総額しめて4,500万元相当を準備するよう要求。これに対し男子学生側は「欲張り過ぎだ」と反発して話し合いは決裂し、結局、結婚は破談となった。
ただ問題はそれだけでは済まず、娘を「きずもの」にしたとして彼女の両親は男子学生を告訴した。なお台湾の法律では18歳で「成年」となるが、女子生徒の両親は男子学生が18歳になった後に娘と5回以上性行為に及んだと主張した。
これが事実だった場合、男子学生は最長7年の懲役刑を受ける可能性があるが、彼は「性行為は1度だけで、成年になってからは1度もない」と反論。検察の調べでも彼が成人後に女子生徒と関係を持ったとの証拠は見つからなかったことから不起訴となった。ただ、未成年との性行為については今後、少年法廷で審理が行われる予定だ。
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