ニュース 政治 作成日:2015年3月10日_記事番号:T00055756
香港を訪問している朱立倫国民党主席(新北市長)は9日、「台湾・香港フォーラム」で講演し、国民党が中台間の「1992年の共通認識」(92共識)を維持する意向を示した上で、訪中に意欲を示した。10日付中国時報が伝えた。
朱主席は、「国民党主席として両岸(中台)交流を続け、双方の市民にとってプラスにしたい」と語った(9日=中央社)
朱主席は国民党と中国共産党が過去9回開いてきた「国共フォーラム」への出席に前向きな姿勢を示し、「国民党主席がフォーラムに出席することは、一つも意外なことではない」と述べた。
消息筋によると、国民党は次回の国共フォーラムの開催計画を検討中で、朱主席が今年上半期にも訪中し、習近平国家主席と会談することを視野に入れている。シンクタンク関係者は「新北市長でも国民党主席でも肩書きは主権問題と関係ないため、訪中に大きな問題はないのではないか」と話した。
朱主席は来年の総統選への出馬意向について、「国民党はチームとしても力を必要としている。党主席に就任して1カ月余りしかたっておらず、まずは党内の団結を図りたい」と述べ、明言を避けた。
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