ニュース その他製造 作成日:2015年3月10日_記事番号:T00055768
中華経済研究院(中経院、CIER)が9日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は47.8で前月比5.7ポイント下落した。また、先月より同時に発表している非製造業総合指数(NMI)は50.8で3.1ポイント下落した。そろって下落に転じた理由について中経院は、2月は春節(旧正月)連休で営業日が少なく、新規受注が大幅に減少したことを挙げた。両指数とも春節の影響は短期的で、3月は上昇に転じるとの見通しを示した。10日付経済日報が報じた。
PMIについて中経院は、生産が前月比18.9ポイント下落の39.6、雇用が2.2ポイン下落の47.7と、2012年7月の統計開始以来でともに最低だったと指摘した。ただ、全体としては季節要因を除けば景気拡大と景気後退の境目となる50を超えており、緩やかな拡大傾向にあると説明した。
一方、NMIは7カ月連続で50を上回った。業種別では▽宿泊・飲食、75▽情報・通信、55▽金融・保険、53.3▽運輸・倉庫、51.7▽建設・不動産、50.4──が50以上だった一方、▽小売、47.9▽教育・専門科学、46.8▽卸売、40.4──が50を下回った。
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